籾すりと「本気で米づくり」ふりかえり

籾すり機から出てくる玄米 籾すり機

ついに籾摺り。せんがまちで、今年試験的に取り組んだ「本気で米づくり」のお米が、やっと玄米になりました。

無農薬の棚田にしては、まずまずの出来とのことです。

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「本気で米づくり」は今年度、私たちを含め2組のオーナーで試験的に取り組みました。

一般オーナーの餅米の田んぼより一枚が広い、うるち米の田んぼの作業は、夏の草取りが果てしなく過酷でした。

田植えと稲刈りの際に機械が回れない隅の所を手作業で行う他は、ほとんど機械でやっていただきその便利さを享受したのですが、「本気」の出しどころは草取りだったという訳です。

結果としては、
・収量は好成績。モニターの頑張りと品種等の条件による
・稲刈り~籾摺り工程の地元負担「大」
・オーナーが地元の手間をかけず出来る作業が少なかった
・夏の草取りは非常に過酷

これをふまえ次年度は改善をしつつ、もう少し組数を増やして取り組んでいきたいという方向になっています。

せんがまちの運営の皆さま、今年一緒にモニターをしてくださった、グループ名「ヒンナ・ヒンナ」の方々、良い経験をさせていただきありがとうございました。

シイナ米 シイナ米

ライスセンターで籾摺りすれば不良米もはじかれるのですがが、家庭用の籾摺り機では粃以外はじかれないので、黒いお米も沢山混じります。

籾摺り機の横からはじかれた、しいな(お米の粒が十分育たなかったもの)。
玄米や割れ米も結構混じっていたので、養鶏農家さんの鶏のおやつにと、もらってきました。

シイナ米 炊き立て玄米

機械を貸してくださった方から「これをもう一回籾摺りして、おはたき餅を作っただよ」とのお話も聞けてほっこり。
おはたき餅、いつか作ってみたいものです。

家で早速炊いてみたお米は、他の玄米より茶色っぽいものの、もっちり香ばしく予想以上の味でした。

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