「まちづくり」から「まちみがき」へ

まちみがきシンポジウムのパネラー
静岡市・静岡商工会議所主催の
まちみがきシンポジウム ~「まちづくり」から「まちみがき」へ~
に参加しました。

前半はPHP総研 永久常務のお話、
後半はパネルディスカッション形式でパネラーに田辺市長や、ミスユニバース2007の森理世さんも登場。

「まちみがき」って?

静岡市の、今ある豊かな地域資源のひとつひとつを磨き上げ、静岡に人を集める仕組みを創り、地域経済の活性化を図っていくことが、「まちみがき」です。
(田辺市長の言葉より)

ここからは、講演で知ったこと、共感した言葉、感じたことのまとめです。

                ・  ・  ・

久能山東照宮、登呂遺跡、丸子、駿府城、寿司・おでん・・・
静岡には歴史、史跡、自然、食べ物など資源はたくさんあるのに、あまり観光に結びついていない。どんな都市になりたいかという、市のアイデンティティーが必要。

他県の事例として、

  • 外国人観光客の集客に力を入れ10年で約10倍の集客を達成した北海道のニセコ
  • 『農村回帰』宣言で都会からの移住者や、温泉地への長期滞在に力を入れている大分県の竹田市
  • 歴史人物を模範としてまち・人・心を育てることを目指す、愛知県東海市の市民の運動『嚶鳴フォーラム』

静岡県はこれまでは、豊かで恵まれていたから何となくでもやってこれたけれど、これから生き残っていくために、観光か・他にあるのか、具体的なレベルにまで知恵を出さなくてはならない。

そして、情報発信で重要なのは、「人とのつながり」「民間感覚の情報」という事。

  • 海外からの留学生が、「人」が親切だったから東京より静岡のほうが断然楽しかったと言っていた
  • 子どもの頃からチャリティー活動に参加する事で、地域とつながり、地元を愛する心が育つのではないか
  • 「謙遜=日本人の美徳」だけど、自分達の街を誇りに思い伝える「まちおこし」は別

                ・  ・  ・

私たちも、開業した頃から静岡の資源を自分たちが好きになり、
自分たちで発信していくことの良さを感じています。

また、地域の良い情報を伝えたいと思って発信している人や、
情報を受信して、静岡のこと、人とのつながりを楽しく感じて動いている人たちとの交流もあります。

ただ、いろんな人が発言をして情報過多・必要な情報の区別がつきにくくなったり、情報発信力のあるツールを使わない・使えない環境の人とのギャップが生まれたりするのも事実ですね。
上手く情報をまとめて、受信できるような仕組みを考えていくことも、私たちがすべき事だと思います。

投稿者:かず

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA