静岡県立大学地域経営研究センター主催の「ソーシャルメディア時代の企業経営」
静岡県立大学地域経営研究センター主催の「ソーシャルメディア時代の企業経営」に出席しています。
講師はマーケティング評論家や大手企業のWeb事業部長、県大の岩崎教授です。
岩崎教授のテーマ提起は、とてもわかりやすい!!さあ、講演がはじまりました。
まずは、「ソーシャルメディアの理想と現実」が最初のテーマです。最近は、企業・商店を煽るようなセミナーが多いように思いますが、本日の話は、弊社が日ごろ共有している「ソーシャルメディアの理解」とも共通点が多かったです。適正にマーケティングを理解している人は、話の内容が落ち着いているな・・・と思いました。
極端なテクニックを示すような内容でなく、基礎的で普遍的な内容でしたので、とても「共感」が持てました。
後半は、「無印良品のソーシャルメディア戦略」です。Web事業部長がどんなことを現場でしているのかを本当に正直に解説して下さいました。ネット販売は「60:40」で買っていない人の方が多い現実を受け止め、実店舗への誘導を重視しているということでした。ソーシャルメディアポリシーを決めてしまわず柔軟に対応しているという話は大手なのに、炎上を恐れずコミュニケーションを重視しているのだな・・・と感激しました。
共通していた話としては、ソーシャルメディアでいきなり売り上げが増えるわけではない!ということでした。またパーティーの場を作ること以上の何かを提供することの大切さと、今後は自社メディアの活用によりソーシャル疲れをしない工夫をすることと、スマホアプリとの連携!が鍵となるという話には、弊社の2012年の企業活動と重なる部分が多く、気持ちが後押しされました。
大変、納得!満足!!のセミナーでした。
投稿者 : しずまち