凧八は「駿河凧」の唯一無二の伝承者!
1/14、駿府匠宿に行き、駿河凧の凧八さんの五代目・後藤さんにお会いしてきました。先にお礼を!ありがとうございました!!
この日は「駿河凧」ミニ凧の色付け実演をしていました。
郷土民芸品「駿河凧」は、今川義元公が駿河の領主として隆盛の頃、戦勝祝いとして家臣が製作し、あげたのが始まりと言われているそうです。当時は若衆や子供たちが、3月頃(現在の4月)に、安倍川の河原で凧あげ合戦を盛んに行っていたそうです。
江戸絵・錦絵のごとく歌舞伎役者絵・武者絵など思い思いに絵を競うようになったそうで、江戸時代の人からすると興味深い時代の「源平時代」の絵や戦国大名の絵が多いのですが、徳川家や伊達正宗などはなぜかないそうです。
「駿河凧」「静岡姉さま」の共演
ラッキーなことにお隣では、「静岡姉さま」実演もやっていました。
郷土民芸品「静岡姉さま」は、昔、府中と言われていた駿府城の城下町で誕生したもので、徳川慶喜公と共に静岡に移り住んだ女性たちが昔をしのんで人形作りを楽しんだので一般に普及したそうです。昔の女の子が「姉さま遊び」をした光景が目に浮かびますか!?
静岡姉さまの祖形は「おいらん」で、島田髷・丸髷など日本髪を結いあげ、江戸千代紙・越前千代紙を着付け、背高な容姿で後姿のあでやかな美しさを主体としているそうです。
ウチの出産予定の男の子用に凧八の駿河凧「川中島」をお買い上げ!
迷いに迷ってミニ凧の色付けをしていた武田信玄と上杉謙信が一つに入っているのにご縁を感じて、やっと決まりました。
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「地域・伝統文化の継承」となるとすぐにアンテナが反応する私としては、萌える話題でした。皆さんにはどう伝わるのかな・・・
駿河凧ギャラリー
武田信玄と上杉謙信
駿河凧あれこれ
先代作の大凧
投稿者 : しずまち