最近、お客様からネットショップのご相談が増えています。商品自体に力がなければならないのは前提として、どうしたらお客様が買いやすいネットショップになるのか。そうです。「買いやすい」視点で考えなければなりません。
では、お客様が買いたいと思った時、どのような検索行動をとるのか。父の70歳の誕生祝いを選ぶ時にどうやって検索したのかを思い返すと、
- 1.血圧が高くなったと言ってたなと思い出す
- 2.「血圧を下げる食べ物」で検索
- 3.何記事か閲覧し、手軽に摂取できる「緑茶」がよいと決める
- 4.「血圧を下げるお茶」で検索
- 5.商品を比較してT社のお茶を購入
- 6.お茶だけでは物足りないと思い、お茶うけの「せんべい」を検索
- 7.以前もらっておいしかったH社のせんべいを購入
という流れでした。
今回はネットショップにたどり着いてから「買いやすい」ことに絞りますが、血圧を下げるお茶がネットショップにどう並んでいたら購入したか。
まずはトップページを見るケースが多いので、ぱっと見でその商品が見つけられる位置にあるかどうかが重要です。バナーで大きめに表示したり、カテゴリー分けもポイントです。
血圧を下げるお茶というと、トクホや健康茶というカテゴリーに入れると思いますが、「血圧が高めの方におすすめ」や「親の健康が気になる方へ」なんてカテゴリーがあったら目に留まりませんか?
さらに、お茶うけに「せんべい」を選択しましたが、「せんべい」が果たして血圧を下げる目的に合っているのかという疑問もありました。甘い物よりはまだいいかなという選択だったので、お茶うけとセットで健康的で美味しいギフトがあったらよかったですね!
ネットショップのオーナーさんは、自分が他のネットショップや実店舗で商品を買うときにどういう行動をとっているのかを書き出し、なぜそこで買ったのかを深堀りしていくと、買いやすいネットショップになると思います!