静岡も梅雨入りしましたね。外へ出かけるのは億劫になりますが、室内でゆっくり過ごすのもいいですね。
さて、先日、毎年恒例のB-nestマーケティング支援講座キックオフの「地域引力を高める!観光のブランドづくり」セミナーに参加しました。
講師はもちろん!静岡県立大学経営情報学部教授の岩崎邦彦先生です!
岩崎先生は「マーケティングセミナーを通じて地域を元気にしたい!」という思いで講演されています。
そうです。弊社も「ホームページ制作を通して静岡の企業に貢献したい!」という思いで仕事をしているので、岩崎先生の本やセミナーを大変参考にさせていただいています。
今回のお話は「観光」。
「イメージが浮かばなければ、選ばれない」
例えば、北海道といえば何をイメージしますか?京都といえば何が思い浮かびますか?
北海道といえば、ウニ・イクラ・イカ・ラーメンなどの美味しい「食」が思い浮かびます。京都と言えば、神社仏閣などの「歴史」が思い浮かびます。
それでは静岡といえば何が思い浮かぶでしょうか・・・。私は富士山です!富士山がこんなに近くで綺麗に見えるなんて最高です!
しかし、他県の方は静岡の明確なイメージがないようです(泣)。
まず第一歩は売り手の心の中ではなく、消費者の心の中の明快なブランド・イメージをつくることというお話でした。
「いろいろ」という色はない
観光地を選ぶときに重視することは、食とリラックス。観光地+美味しい=満足という食による引力がお客を呼ぶということを消費者1,000人調査の結果から説明していただきました。
売り手目線だと「緑」もあるし「水」も美味しいし「歴史」もあるというように、あるもの全てをアピールしたくなります。
しかし、観光客の目線は1つしか見えません!そこにいる自分がイメージできる戦略が重要というお話でした。
岩崎先生のブランドづくりのお話は、いつも明快でわかりやすいです。他にはない、真似できないオリジナリティ、お客さんにとって価値のある、お客さんのイメージとマッチするブランド・アイデンティティを確立することが重要だと改めて気づかせてくれます。
ヒントをもらっているので、後はやるか、やらないかだけです。
簡単ではありませんが、お客様のために全力で取り組みます!