藤枝市郷土博物館で開催されたマーケティング基礎講座に参加しました。
講師は販売促進研究所 代表取締役の杉山浩之さん。バリ勝男クンや清水もつカレーなどに携われた方です。
やはり結果を出している方のお話はとても参考になります。まず、当たり前のことですが、自分ところの商品やサービスを買わない人をターゲットに設定しても売れないこと。
どういう人が、どのような時に自社商品やサービスを購入しているのかを調査することの大切さを缶コーヒーブランドのWANDAやGEORGIAの行った施策を例に解説していただきました。
朝専用缶コーヒーと+2℃の戦略に納得です。ちなみに自分も毎朝缶コーヒーを飲みますが、WANDAではなくダイドーブレンド ブラック 世界一のバリスタ監修です(笑)
自社商品やサービスのお客様を把握し、どうしたらリピーターになってもらえるのか。たくさんの人に買ってもらうのではなく、いかにリピーターを増やしていくのかという顧客満足度を上げる方が時代に合った戦略であること、その方が売る側も疲弊せずに安定した売上をあげられるメリットも解説していただきました。
商品の代金の一部を地域の景観を守る活動に寄付するといった「商品+地域貢献」という最近の傾向、これまで「廃棄物」とされていたものを「資源」と捉え、廃棄を出さない経済循環の仕組み「サーキュラーエコノミー」という考えを教えていただいたのも大変勉強になりました。
販売促進研究所様が使っているマーケティング戦略シートもシンプルでわかりやすかったです。3C分析やSWOT分析といったいろんなフレイムワークがありますが、どれも考える時間が長くなってしまい、いまひとつピンとこなかったのですが、マーケティング戦略シートは自分でも使えそうです。
杉山さんのお話は難しい横文字はほとんど使わず、自社でやってきたことや有名企業の施策を交えて解説してもらえたので、とてもわかりやすくて納得のいくお話でした。
自社のサービスを考えていくのはもちろん、お客様にも落とし込めるようにアウトプットしていきます。