昨日、ツインメッセ静岡で開催された「しずおか産業フェア2019」に行ってきました。
家具屋さん、地場産品、静岡商工会議所ショッピングストリートと幅広い業種が集まって賑わっていました。
人が集まっているブースと人が立ち止まらないブースの違いって何だろうと見てしまうんですよね。
ネームバリューがある商品を持っている企業・団体は当然人が集まりますが、ネームバリューがないのに似たような商品を並べていて人が集まる、集まらないの違いはどこにあるのでしょう?
一つはパフォーマンスがあるか、ないか。
和菓子屋さんのブースが5つくらい出てましたが、それよりも清沢や水見色のブースの方が賑わっていました。
清沢は、きんつばをブースで焼いたものを売り、水見色は、たい焼きをその場で焼いたものを売っていました。
やはり、出来立てを食べたいですよね。
清沢と水見色は、きんつばやたい焼きだけでなく、おでんやおこわ、みたらし団子や唐揚げや漬物など軽く食べられる物を売っていたのも賑わっていた理由だと思います。
もう一つは商品レイアウトでしょうか。
ただ平置きで並べてるだけでは目に留まらないですね。ガラスケースに入れて少しリッチに見せる、季節感を出すように飾り付けする、立体的に見せたり、商品を取りやすいようにひな壇のように飾るなどの工夫が必要だと思います。
あとは、買ってもらった人へリピートしてもらうための情報提供をしてるところが少なかったです。
チラシやショップカードを配ったり、webサイトやLINE公式アカウントなどの自社SNSの公式アカウントを紹介するだけでも違うと思います。
何のためにイベントに出展するのか。それは集客のためではありませんか?せっかく買ってもらったのだから、どこで買えるのか情報提供しないと次買いに行けないでしょ!
検索してもらえれば・・・なんて期待してはいけません。ユーザーは無駄や面倒なことは避けたいんです。
ユーザーの負担を軽減するための情報提供を徹底してやりましょう。