『暗号の2010年問題』への企業の取るべき対応
あまり聞いたことが無いと思います。一般の方にとってそれは異常なことではありません。それでは言葉に気をつけながら解説します。ここは専門家へのニュースサイトではないので、その点はご容赦下さい。
そもそも、『暗号化』とは?
暗号化とは、ショッピングカートやメールフォームなどに入れた個人情報等が抜き取られないようにかける鍵のことです。
かえって「SSL」と言ってしまった方が分かる方も増えているように思います。
「ブラウザ(HP閲覧ソフト)の右下の方に、鍵マークがないサイトに個人情報を入れない方がいいよ」と言われたことはありませんか?
その鍵マークは、SSLに対応出来ていると付きます。暗号化はフォーム等での最低限の安全のお約束なんです。
※専門的には、片道切符だという指摘もありますが・・・。このお話は割愛します。
それでは、暗号の2010年問題とは?
結論は、「暗号は時間が経過すると強度が弱まっていく宿命だ」ということです。
暗号アリゴリズムで意味のない文字列に置き換えている暗号化は、人間の手でその規則性を見つけ出すことは難しいですが、最近のコンピュータを持ってすれば、近い将来その規則性が突き止められてしまうというのです。
それは問題だ!だから、IT業界では、「暗号の2010年問題」と言っているのです。
どのように対処すべきか・・・
弊社のサーバをご利用いただいている皆様には現在、共用SSLにてサービス提供させていただいておりますが、弊社でも更に充実したサービスを検討しております。
有料or無料、要申込みor自動移行、など、どのようにしていくべきかを現在検討中ですが、方針が定まりましたらまたご案内させていただきます。
そこで1つの問題は、ショッピングカートやメールフォームが暗号化されていないまま設置してあるショップや企業サイトです。
この記事を見て「ピン!」ときたら、専門家に相談されると良いと思います。
そうです。まずは「ピン!」とくることが大事です。その上で間違った対応にならないように、信頼できる専門家に相談することだと思います。
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投稿者:しずまち